現在日本では、核家族が常識化し、更にその向こうに位置する、小さい単位にまで世帯が細分化しようとしています。親子関係が断絶し家庭内暴力なども問題にもなっています。
国民の経済的豊かさ( 1人当たりの実質GDP)は、上昇傾向にあり、2005年には約424万円まで上昇しています。
一方、生活全般に満足しているかどうか、生活満足度を5段階評価の平均でみると、90年以降は数値が減少し、経済的な豊かさとは裏腹に、個々が感じる満足度は低くなっています。

ストレス社会と呼ばれる現代において、うつ病患者が増加しています。 うつ病は心のカゼと呼ばれますが、自殺との関連性も高く、一方で他人を傷つける行為に走る者もおり、虐待、暴行などの相談所へ寄せられる相談件数は年々増加しています。
本来ストレスとは人間にとって必要なものであるとされていますが、そのストレスがある一定の限界を超えてしまった場合、心や身体に摩擦が生じてしまいます。 ストレスは人によって様々ですが、収入・家計に関すること、仕事や勉強、人間関係などが主な要因となっています。

本来、ストレスは必要なものです。しかし、時間や仕事に追われ、人間関係に振り回される状況下で、無意識に溜め込んでいく人が少なくありません。そして、まるで張り詰めた糸がプツッと切れるように、身体や心に異常をきたすのです。
一説では、残業時間が月60時間を超える人が、自殺を考えたことがあると答える割合が増えるという報告もあります。 これから住まいを考える方に、元気を与えてくれる、憩いの住まいが見つかりますことを願っています。












